驚愕!透明なる幻影の言語をたずねてパート2

ことばの力をたずねながら、主に近・現代詩の旅にでたい~時には道を外れながら

2017-08-26から1日間の記事一覧

静かな驟雨〔現代詩)

静かな驟雨 かつてのあこがれが色を失い、声を失い、歌にもならない風景の塵の山を思い描く肋骨あたりにぶらさがる食い散らかした西瓜の種で叱られた日が甦る空想のぬけがらかハンノキの幹にしがみついていた仲間たち 甦るぬけがらの熱い庭にも驟雨が通る昼…